“併殺崩し”の走塁 禁止の新ルールに懐疑的な声も「同意しかねる」

[ 2016年3月4日 15:20 ]

ドジャースのアットリー(下)はスライディングの際にメッツのテハダと激しく接触する (AP)

 メジャーリーグでは今季から二塁ベース付近で走者が併殺を防ぐためにする危険なスライディングが禁止となる。

 同リーグは昨季にパイレーツの姜正浩(カン・ジョンホ)、メッツのテハダ両内野手が相次いで大けがを負ったことでこの“併殺崩し”のスライディングを問題視。「野手との接触目的で走者は走路を変えてはならない」などと定義されたこの新ルールに抵触し、危険だと判断されれば、走者だけでなく打者もアウトが宣告されることになった。

 選手はこの決定に概ね賛成の立場をとっているが、「昔から野手と走者の接触は当たり前と考えている自分にとって、このルールは同意しかねる」とパドレスのスキップ・シューメーカー外野手(36)のような少数派もいる。日本のプロ野球で今季から採用される「コリジョンルール」にも反対という同選手。2014年から昨季まで2年間在籍したレッズでは外野手だったが、それまでは二塁手として走者と格闘を続けていた。

 シューメーカーは「走者として、併殺打を阻止することは誇るべきこと。少しでも自軍の攻撃を長くするためにそうするんだ」と主張。テハダの足を骨折させたアットリーからも強烈なスライディングを受けたことがあると振り返り、「彼のプレースタイルは好きだ。誰かをけがさせようと思ってあんなスライディングをした訳ではない。あの“併殺崩し”の間に三塁走者が生還して得点できたが、狙いはそういうこと。自分も野手アットリーに対して同様のスライディングをしたこともあるし、そういうプレーを尊重している」と語っていた。

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