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黒田「この年齢でも」41歳タイトル争い参戦を約束―大野豊氏が直撃

大野氏(右)とがっちり握手を交わす黒田

 広島・黒田博樹投手(41)が広島OBでスポニチ本紙評論家の大野豊氏(60)と対談し、古巣復帰2年目への意気込みを語った。残り7勝となった日米通算200勝達成に期待が膨らむ現役20年目。タイトル争い参戦と年齢を超越した奮闘を約束し、自ら禁を解いて「優勝」の2文字を口にする意図についても激白した。 (構成・江尾 卓也)

 大野 春季キャンプが終わった。現段階でのコンディションは?

 黒田 まだ実戦で投げていないので分からない部分がありますが、まずまずだと思います。

 大野 オープン戦の予定としては?

 黒田 3試合ぐらいですかね。シート(打撃登板)を間に入れていこうかと思っています。

 大野 今季も現役を続けるのか否か。いろいろ考えたと思う。もう1年頑張ろうという気持ちにさせた一番の要因は何かな?

 黒田 若い投手が数多くいる中で自分が抜け、マエケンも抜ける(※1)となると、勝手なことはできないというか、自分の都合では動けないかな…と感じました。

 大野 その決断はファンにとっても、チームにとっても大きい。黒田の存在そのものが、若手には財産になると思う。去年、何か聞きに来た選手はいた?

 黒田 何人かはいましたけど(復帰)1年目で性格も何も分からなかったので、自分からは声を掛けづらかったです。今年は、周りがしっかり見えるようになり、助言できればいいかな…と思っています。

 大野 聞かれて嫌な気はしないと思う。

 黒田 そうですね。5聞かれたら、10返したい気持ちになりますしね。

 大野 日米通算200勝が迫る。数字へのこだわりは持っていいと思うけど。

 黒田 現時点では200勝に対して、そこまでこだわりはないです。ただ、今年もやると決めた以上、その数字をクリアしないとチームのプラスにはならない。そちらの気持ちが強いですね。

 大野 今年も先発の軸として投げないといけない。マエケンが抜けた。大瀬良も右肘の状態が悪く、出遅れは必至。ある意味、さらに黒田に対しての期待というか…。

 黒田 去年同様、まずは自分のできる範囲で頑張るしかないですね。今から20勝、30勝できないので、自分でベストを尽くす。そういう選手が一人でも多くいれば、去年よりも(チーム)成績は上がっていくと思いますし、去年以上の成績を残すという責任を個々が持って臨めば(前田が抜けた穴を)何とかカバーできるんじゃないかな…と思っています。

 大野 今年一年、ぜひローテーションを守って投げてほしい。投げてもらわなきゃ困るという中で、数字の目標を言っておこうや(笑い)。

 黒田 いやぁ(笑い)。

 大野 もちろん、1勝とか、1球の積み重ねなんだけど、優勝するためには…ね?

 黒田 そう…ですね。大野さんがタイトルを獲られたのは42歳ですか。

 大野 そう。42歳。

 黒田 そこまで僕、野球はできないと思うので…(笑い)。

 大野 できなくは、ないでしょ?

 黒田 タイトル争いはしたいな…と思います。この年齢でもできる。そういうところを見せたいとは思いますね。

 大野 年齢で言えばね。40歳だから、41歳だから、42歳だから…というのはこの先、黒田くん、考えないで(笑い)。20歳そこそこでやめていく選手がたくさんいる中で、まだまだチームに必要とされている。一年一年積み重ねていけば、45歳でも50歳でも。

 黒田 もうしんどいです(笑い)。

 大野 どうだろう。体もしんどいだろうけど、メンタル的、精神的な部分で我慢できていたものが、張り詰めた中でも辛抱強く投げるという気持ちの粘りが、徐々に?

 黒田 そこが徐々にしんどくなってきているような感じですね。体力的にも当然しんどいですけど、気持ちの部分は大きいと思いますけどね。

 ※1 15年オフ、ポスティング制度を利用してメジャーに挑戦。ドジャース入りが決まった。

 ≪40歳以上のタイトル 投手は大野(広)と村田(ロ)≫40歳以上の投手のタイトルは、97年大野(広)が42歳、89年村田(ロ)が40歳でともに最優秀防御率を獲得したのみ。今季41歳の黒田がタイトルを獲れば3人目で、大野に次ぎ年長2位となる。また、日米通算200勝を達成すれば、日本選手では05年野茂に次いで2人目。過去24人が達成した日本プロ野球では08年山本昌(中)が最後で、今季達成なら球界8年ぶりの大台到達になる。

[ 2016年3月1日 08:55 ]

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