ゴメス待望沖縄弾 ユーチューブで「カブレラ打法」研究成果出た

[ 2016年2月29日 08:10 ]

紅白戦の5回、ゴメスは左越えソロを放つ

阪神紅白戦 紅組7―3白組

(2月28日 宜野座)
 今キャンプ最後の実戦で、阪神の主砲に待望の「沖縄弾」が飛び出した。鳥谷の2ランが飛び出した直後の5回無死。ゴメスが二神の初球の直球を完ぺきに打ち抜き、推定130メートル弾を左翼席に放り込んだ。実はこれが来日3年目にして春季キャンプ中の実戦第1号。文句なしの一発で、過去最高の仕上がりを見せつけた。

 「きょうの試合はタイミングを合わせるように意識してやっていた。ラッキーにもホームランになったね。感覚としては良くなっているし、続けていきたい」

 このキャンプでは新たなボスとなった金本監督から連日指導を受けた。体重は後ろに残しながらも、トップを早くつくってミートポイントを前にする。より進化するための新打法だった。指揮官は「ゴメスは自分でちょっとタイミングの取り方を変えていたみたい。すぐ気づいた。聞いたら、いろんな選手、カブレラとかのユーチューブを見たりして研究したらしいけどね」と証言。この日に見せたのは西武やオリックス、ソフトバンクで日本通算357発を放った先輩助っ人を参考にした「カブレラ打法」だった。

 打撃だけでなく、全てにおいて実り多きキャンプになった。指揮官の指令通り、オフもドミニカ共和国でトレーニングを続け、シェイプアップしたボディーで来日。17日からは助っ人大砲としては超異例の早出特守も行った。選手対抗リレーにも参加するなど、守備、走塁でもハッスルプレーを見せ続けた。1年目は夫人の出産、2年目は来日直前に車上荒らしに遭い、途中合流だった過去2度の春季キャンプとは別人。「超変革」したG砲の姿だった。

 「いいキャンプを送れたと思う。練習量もかなりあったけど、甲子園でも続けたい。金本監督のような素晴らしい実績のある人にいろいろ教わるのは自分にとってもすごくうれしいこと」

 優等生発言で締めくくった不動の4番。さらなる進化をアピールする沖縄での号砲だった。(山添 晴治)

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