オリックス試合中に1、2軍遊撃入れ替え…“4失策”大城に懲罰

[ 2016年2月29日 06:43 ]

<オ・楽>4回1死一、三塁、嶋の三ゴロで三走・福田を3本間に挟むも、大城がボールを落とし失点する

練習試合 オリックス4―5楽天

(2月28日 清武)
 オリックスの福良淳一監督(55)が宮崎キャンプ最終日に「怒り」の采配で締めくくった。楽天との練習試合に出場していたドラフト3位の大城滉二内野手(22)へ、試合中に2軍行きを通告。同時刻に隣の球場で行われていた2軍と巨人2軍との練習試合に、そのまま出場させる懲罰を与えた。

 大城は8番遊撃で出場していたが、1、3回に強烈なライナー性を捕球できず、安打にしてしまうミスがあった。さらに4回、1死二塁で失策して一、三塁。続く嶋の打球は三ゴロとなり、三本間で挟殺プレーとなったが、伊藤からの普通の送球をグラブで弾いて三塁走者の生還を許す失態。記録は2失策も、内容的には“4失策”という大荒れぶりだった。

 「許せなかった」という福良監督だが、失策を怒ったわけではない。「ミスは誰でもある。その後にどうするか。気持ちとか執念を見せてほしかった」とガックリ。「気迫を感じられるまで」という事実上の無期限降格となり、大城は「(空回りも)あるかもしれない。切り替えて頑張ります」とか細い声を出すしかなかった。

 大城と入れ替わりで、2軍戦に出場していたドラフト7位の鈴木昂(三菱重工名古屋)を1軍に呼び戻し、6回から遊撃につかせた。「5回にベンチに戻ってきたら(2軍監督の)田口さんに“すぐ1軍に行ってくれ”と言われて」とあ然。本人は何が起きたのかは把握できなかったようだが、競争心をあおる福良采配でもあった。

 担当の風岡守備走塁コーチも「怠慢とみられても仕方ない。ある意味で彼のために落とした」と苦言。試合前には「みんなよく頑張ってくれた」と総括していた福良監督も、最後の最後にカミナリ…。潰瘍性大腸炎で開幕戦の出場が絶望視される安達の穴を埋めると期待していただけに、手厳しかった。(鶴崎 唯史)

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