雄星、大丈夫? 大炎上4回6失点 開幕投手指名されたけど…

[ 2016年2月26日 08:06 ]

<西・ロ>4回6失点の菊池は険しい表情

練習試合 西武4―6ロッテ

(2月25日 サンマリン宮崎)
 開幕投手がまさかの大乱調だ。西武の菊池がロッテとの練習試合に先発し、今季初の対外試合は4回を8安打6失点と大荒れ。ちょうど1カ月後に控えたオリックスとの開幕戦(3月25日、西武プリンス)に向けて不安を残す内容だった。

 「1巡目からタイミングを合わされていた。生命線の直球をクリーンヒットされてしまった」。初回、先頭・中村を本格習得中のチェンジアップで空振り三振。幸先のいいスタートも一瞬で終わった。続く伊志嶺、清田にいずれも直球を中前にはじき返され、2死後、角中に中前への先制打を許した。全体的に球が高く、内角に投じた直球はシュート回転した。球団のスピードガンでは最速153キロも、球場表示は146キロ止まりだった。

 変化球の制球にも苦しんだ。0―1の4回に1死から鈴木に抜けたスライダーを中前打されると、一気に崩れた。カーブ、チェンジアップがすっぽ抜け、2者連続四球で満塁に。続く中村の初球は外角低めのスライダーが暴投になって2点目を失う。その後は振り逃げと味方の失策という不運もあったが、この回だけで5失点。潮崎ヘッド兼投手コーチは「直球に力はあるが、相手が投げる前に直球か変化球か分かっている感じがした」とフォームの癖や配球などの修正点を指摘した。

 宮崎・南郷キャンプ中の16日、田辺監督から自身初の開幕投手に指名された。エースの岸ではなく、7年目を迎えた左腕を抜てきした指揮官は「開幕直前にこんな状態だとヤバいけどね。雄星ぐらいの投手ならクリアしてもらわないと。開幕に合わせてくれればいい。どう修正するか楽しみ」と話し、厳しい言葉の中に期待感も込めた。

 次回は3月3日の楽天とのオープン戦(倉敷)で先発する予定だ。「シーズンじゃなくてよかった。打たれるのには何か原因がある。不安なく開幕を迎えたい」と菊池。開幕まで実戦登板は残り3試合。膿(うみ)は出した。(重光 晋太郎)

 ▼西武・炭谷(バッテリーを組んだ菊池について)空振りも取れなかったし、交代してから原因を話し合った。どうすればいい方向に向かっていくのかという点では次につながると思う。

続きを表示

この記事のフォト

「大谷翔平」特集記事

「始球式」特集記事

2016年2月26日のニュース