自称166キロ腕、中日ハイメ キャッチボールすら…右肩痛でメド立たず

[ 2016年2月23日 09:30 ]

タクシーを待つ中日のハイメ(左)とバルデス

 右肩痛で調整が遅れている中日の新守護神候補のファン・ハイメ投手(28=前ドジャース3A)が22日、沖縄・読谷村内の球場で休日返上の室内トレーニング。練習後、キャッチボール再開のメドが立っていないことを明かした。

 「よくなってきています。でも少し炎症がある。(キャッチボール再開)まだ決めていません」

 来日時「166キロ投げられる」と豪語し、注目を集めた新助っ人も、キャンプイン後は剛速球を披露することなく、別メニュー。9日の第3クールから2軍の読谷組に合流した。18日に軽めのキャッチボールをした時も違和感は消えず、再開の見通しは立っていない。昨年12月頃から違和感があったそうで、「大したことないと思っていた。シーズンに影響がないようにしたい」と意欲を見せるも、現状では1カ月後に迫った開幕1軍入りは微妙な情勢だ。

 一方、昨季5勝を挙げたバルデスも、左肩痛で2軍の読谷組におり、ノースローが続く。「1日でも早くキャッチボールを再開したい。開幕に合わせたいが、自分ではコントロールできない」。2人の調整遅れにより、谷繁監督も戦力構想の見直しを迫られそうだ。

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2016年2月23日のニュース