ロッテ球団社長が謝罪 ナバーロ容疑者処分は「速やかに」

[ 2016年2月22日 15:22 ]

厳しい表情で報道陣の質問に答えるロッテ・山室球団社長(右)と林球団本部長

 ロッテの山室晋也球団社長は22日、新外国人選手のヤマイコ・ナバーロ容疑者(28)が拳銃の実弾を所持していたとして21日に銃刀法違反容疑で逮捕されたことを受けて「ファンの皆さまの期待を裏切る事態になり、深くおわび申し上げます。コンプライアンス(法令順守)の徹底、信頼回復を図りたい」と謝罪した。

 林信平球団本部長は、外国人選手に日本の銃刀法について細かく指導したことはないとし「こういうことがある以上、個別具体的に対応していく必要があると考えている」と述べた。ナバーロ容疑者への処分に関しては山室社長が「本人から直接事情を聴き、速やかに決めたい」とした。球団によれば、この日、スペイン語を話せる弁護士がナバーロ容疑者と接見。実包1発をバッグに所持していた事実を認めるとともに、深く反省しているという。

 ロッテの伊東勤監督は練習試合のために滞在している宮崎市内のホテルで「野球界にいいニュースがなかっただけに、また水を差すような形になって申し訳なく思っている。戦力として期待している選手の一人で残念」と話した。

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2016年2月22日のニュース