楽天・森 攻めの投球で4回1失点 開幕ローテ入り前進

[ 2016年2月21日 14:31 ]

<中・楽>4回1失点と好投した森

オープン戦 楽天―中日

(2月21日 北谷)
 チームのオープン戦初戦となる中日戦に先発した楽天の森雄大投手(21)は4回4安打1失点の好投。立ち上がりの初回に先頭の藤井に四球を与えるなど制球を崩す場面もあったが、その後は140キロ台後半の直球と切れのあるスライダーで強気に攻めた。

 2回は1死一、二塁で併殺かと思われた桂の遊撃へのゴロを吉持がエラー。満塁にピンチが拡大したが、そこから井領、藤井を連続三振。失点は4回に高橋に許したソロだけとあって「粘れたのは収穫」と振り返った。

 前回14日の韓国・ハンファ戦(練習試合、金武)では3回無失点ながら終始ボール先行でリズムが悪かったが、この日はテンポもよく、目標の開幕ローテーションに向けてアピールに成功。制球に苦しむ場面もあり「ストライク先行でいったら結果は違ったかもしれない。もう少し落ち着いて投げられたら」と反省も忘れなかった。

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2016年2月21日のニュース