巨人・戸根 侍J追加招集へ 権藤コーチが推薦、変則左腕大抜てき

[ 2016年2月21日 06:30 ]

<巨・D>8回に登板し1イニングを抑えた戸根は帽子を飛ばしながら力投する

オープン戦 巨人2―0DeNA

(2月20日 沖縄セルラー)
 侍ジャパンが3月5、6日に行う強化試合・台湾戦(ナゴヤドーム、京セラドーム)に、巨人の2年目左腕・戸根千明投手(23)が追加招集されることが20日、分かった。

 侍ジャパンの小久保監督はこの日、巨人―DeNA戦(沖縄セルラー)を視察。8回に登板して1回1安打無失点の左腕に対し「戸根の評価は聞いている。独特なフォームですが、真っすぐの切れはある」と評価し「(出場選手枠が)あと2つあるので検討する」と話していた。

 出場メンバーは15日に発表されたが、直前に楽天の則本、松井裕が辞退し、28人の出場枠に対し、26人の発表にとどまっていた。権藤投手コーチは18日に巨人の沖縄キャンプで戸根のブルペン投球を見て「腕の振りや真っすぐに勢いがある」と絶賛。国際大会では左腕で、しかも、変則投手が有効と考える同投手コーチの推薦があり、大抜てきされたもようだ。

 戸根は昨季46試合に登板し、1勝1敗1セーブで防御率2・88。日本代表については以前「どんな形でも入れるなら。どんな高揚感があるのだろう」と話していた。

 また、NPBエンタープライズは同日、左脇腹のケガで辞退したDeNA・梶谷の代替選手として、広島・丸を選出したと発表した。

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2016年2月21日のニュース