ダル ムキムキ!自己最高体重107キロ「ボディービルダーを目指して…」

[ 2016年2月21日 05:30 ]

平たんに近いマウンドから投球練習を行うレンジャーズのダルビッシュ(AP)

 昨年3月の右肘じん帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)からの復活を目指すレンジャーズ・ダルビッシュがアリゾナ州サプライズでメジャー5年目のキャンプインを迎えた。リハビリ用の高さのない、平たんに近いマウンドから捕手を座らせて30球の投球練習を行った。

 「(捕手が)軽く投げているのに球がきていると。自分も凄く感じているので、これからが凄く楽しみ」と自然に白い歯がこぼれた。1年間のリハビリ期間中、筋力トレーニングや徹底した食事制限などで、体重は昨年から6キロほど増えて過去最高の約107キロ。体は筋肉で膨れ上がり「今までの服は全部着られない。ボディービルダーを目指しているので」と冗談めかすが「肩もそうだし、背中から全て強くなっている。前と同じぐらい(の力)で投げても(球の)力が違う」とパワーアップを実感している。球を受けた捕手のジメネスも「体が2倍になった」と目を白黒させた。

 目指す復帰は5月半ばから6月初旬にかけて。「投げるたびに良くなっている感じ」と手応えは強まるばかり。週明けからは高さが半分のマウンドから投げ始め、3月には通常のマウンドから投球練習を再開させる。

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