「何か悩んでいるのか?」黒田が大瀬良に“男気塾”

[ 2016年2月19日 06:39 ]

練習中に大瀬良に手とり足とりで指導する黒田(右)

 広島の黒田が宮崎・日南での1次キャンプ最終日の17日、“男気塾”を初開講した。志願してブルペン入りした後、室内練習場で「何か悩んでいるのか?」と大瀬良に話し掛け、身振り手振りで投球時の体重移動について助言した。

 「周りから言われ過ぎたり、考え過ぎるとパニックになる投手は多い。チェックポイントを一つ伝えました。大まかに言えば下半身ですね」

 股関節の硬さを自認する右腕は、トレーナーから大瀬良も同じタイプと聞き、体重移動の際に右膝が前に折れる悪癖を指摘して矯正法を伝えた。

 塾の開講前には2日連続のブルペン入り。前日より30球多い80球の熱投を演じた。カーブ、ツーシーム、カットボールに習得中の新球チェンジアップも12球投げ、確認を繰り返した。「明日(19日)が休みなので、2日空けるよりは、きょう投げた方がいい。日南は3日間だけだったけど、懐かしさを感じられる時間でした」。練習後には2度目の即席サイン会を開催。濃密な3日間を終え、2次キャンプ地の沖縄へ向かった。

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