つば九郎 侍J支える!指揮官と握手「せいしんてきしちゅうに…」

[ 2016年2月17日 16:41 ]

「琴バウアー」を披露する(左から)つば九郎、たまべヱ、ドアラ

 ヤクルトの人気マスコット・つば九郎が17日、侍ジャパンの「精神的支柱」となることを誓った。この日、日本代表の小久保裕紀監督(44)がヤクルトのキャンプ地である沖縄・浦添を訪問。つば九郎はガッチリと握手したツーショットの写真を自身のブログにアップし、「きょう、ついに、かんとくが、きたぁ~ぱちり」と指揮官と対面した喜びをつづった。

 つば九郎は長年にわたって侍ジャパン入りを熱烈アピール。その思いが届き、3月5日の台湾との強化試合(ナゴヤドーム、午後7時開始)に中日のマスコット・ドアラとともに“参戦”することが正式に決まった。背番号「2896」のユニホームも完成。「JAPANのもりあげやくとして、せいしんてきしちゅうとして、ばんがりますと、あぴーるしました!」。そう熱く訴えると、小久保監督からは「よろしく!」と右手を差し出され、右手羽でガッチリ握手を交わした。

 感激した勢いそのままに、つば九郎は権藤博投手コーチ(77)にも挨拶。権藤コーチが中日での現役時代に連投に次ぐ連投で「権藤、権藤、雨、権藤」と呼ばれていた(入団1年目の61年、新人ながら69試合に登板し35勝をマーク)ことにちなみ、「つばくろーつばくろーあめつばくろー!いつでもなげれるじゅんびは、できてますを、あぴーる!!!」と猛烈に売り込んだ。

 マスコット界で初の「おさむらいさん」。その一員となった栄誉に喜びを隠せないつば九郎は、「こりゃ、2020ねんまで、やるっきゃないかな!!!」と20年東京五輪で野球競技が実施された場合の侍ジャパン入りも宣言。最後は「えきぞちっく~つば~ん!」と、84年2月リリースの郷ひろみのヒット曲「2億4千万の瞳」(作詞・売野雅勇、作編曲・井上大輔)の名フレーズ「エキゾチ~ック、ジャパ~ン♪」をもじってノリノリで締めた。

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2016年2月17日のニュース