清原容疑者知人が売人と“絶縁工作”も…再び購入するように

[ 2016年2月17日 05:40 ]

清原容疑者

 元プロ野球選手の清原和博容疑者(48)による覚せい剤事件で、密売人とされる男が逮捕されてから一夜明けた16日、清原容疑者と男の関係をよく知る男性がスポニチ本紙の取材に応じた。

 男性によると、清原容疑者が、覚せい剤取締法違反容疑(営利目的譲り渡し)で15日に逮捕された無職小林和之容疑者(44=群馬県みどり市)と知り合ったのは遅くても2年前。15年以上前から親しくしていた元会社社長を通じての出会いだった。元会社社長と清原容疑者は違法薬物を一緒に楽しむ仲だったとされる。

 男性は昨年春、薬物疑惑の渦中にあった清原容疑者から知人を通じて相談を受けた。その際、元会社社長、小林容疑者との関係をそれぞれ断つように諭し、携帯電話に登録されていた2人の連絡先を消去させた。さらに、自ら小林容疑者に電話をかけ「二度と清原(容疑者)に電話をかけてくるなと強く言ったら“分かりました”と聞いていた」という。しかし、清原容疑者はその後、何らかの方法で小林容疑者の連絡先をあらためて入手。「月2、3回のペース」(捜査関係者)で覚せい剤を購入するようになった。

 清原容疑者の入手先をめぐっては群馬県の女密売人が一部報道で浮上しているが、捜査関係者は「清原容疑者の事件で捜査対象に挙がっているのは現段階で小林容疑者だけ。ほかの売人は調べていないし、把握もしていない」と話している。

 男性は、清原容疑者が関係を断っていた小林容疑者から再び購入し始めたことについて「一度断ち切られたルートをたどるぐらいだから、ほかに気安く連絡できる入手先がなかったのだと思う」と指摘。「再び小林容疑者の連絡先を入手することがなければ、こんな事態にならなかったのかも」と悔やんでいる。

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2016年2月17日のニュース