ヤク新助っ投デイビーズ 超クイック披露 高津コーチ「武器になる」

[ 2016年2月17日 08:09 ]

打撃投手として登板したデイビーズ

 ヤクルトの新外国人右腕、デイビーズがスーパークイックを披露した。今キャンプで初めてフリー打撃に登板。約20球ずつの2セットで計41球を投げ、安打性1本の内容だけでなく、30球目と36球目にクイック投法でチェンジアップを投じた。

 「日本の選手は足を絡めてくることは知っている。メジャー時代も足のある選手の時はクイックから投げていた」

 投球動作開始から捕手のミットに届くまで1・2秒台なら合格といわれるクイック投法だが、デイビーズは「1・1~1・2秒で投げられる」と話した。見守った高津投手コーチも「相当速い。速く投げるだけでなく、予備動作がなく走者が走りにくいクイック。武器になる」と評価した。

 23日の練習試合ネクセン戦に先発する。開幕ローテーション入りへ総合力の高さをみせた右腕は「いっぱい勝って喜びたい。大相撲も見に行きたいね」と上機嫌だった。

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2016年2月17日のニュース