阪神・秋山、ローテ入り前進!3回無失点「良いスタートが切れた」

[ 2016年2月17日 05:30 ]

3回を無失点と好投した秋山

練習試合 阪神12―5楽天

(2月17日 宜野座)
 阪神の2番手で登板した秋山が3回1安打無失点の好投を演じ、開幕ローテーション争いでアピールに成功した。

 「コントロール良くいけたのかなと思います。自分の中で、良いスタートが切れたと思う」

 登場した4回、1死一塁で迎えたオコエを137キロ直球で見逃し三振。球速には表れないキレで、大型新人にプロの洗礼を浴びせた。結局、3回で許した走者は味方の失策と内野安打1本のみ。奪三振4のうち、3つは直球で、いずれも見逃しとあって「(見逃しは)自分にとっては良いこと」と手応えを口にした。

 岩貞、岩崎のライバル2人がともに失点した中で意地を見せた右腕に金本監督も「低めに良いボールがいっていた」と目を細めた。12年以来、白星から遠ざかり、背水の決意で臨むプロ7年目。“今年は違う”と感じさせる快投だった。 

続きを表示

2016年2月17日のニュース