まい夫人が第1子出産 マー君パパ「いい方向につなげて結果を」

[ 2016年2月17日 05:30 ]

第1子男児を出産した里田まい(右)と出産に立ち会った田中将大

 ヤンキースは15日(日本時間16日)、田中将大投手(27)のまい夫人(31)がニューヨーク市内の病院で第1子となる長男を出産したと発表した。米東部時間午後1時36分に誕生した男児の体重は3360グラムで、母子ともに健康。田中も自主トレを行っていたフロリダ州タンパを一時離れ、出産に立ち会った。19日(同深夜)のバッテリー組のキャンプには予定通り初日から参加する。

 結婚4年での待望の第1子誕生。タンパからニューヨークに戻り、立ち会った田中は自身のツイッターで「新たな家族を迎えて闘うシーズンになりますが、まずはスプリングトレーニングでしっかりと段階を経て開幕を迎えられればと思います」とコメントした。まい夫人も自身のブログを更新し「沢山(たくさん)の方々に支えていただいたおかげで、無事出産することが出来ました。感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました!」と喜びを表した。

 気になる長男の命名について、田中は「自分の名前の漢字は使いたくない。違った(漢字の)名前でいい」と話していたが、パパの「初仕事」にも注目だ。まい夫人は高校時代に軟式テニスの全国大会出場がある運動神経の持ち主で、2人の遺伝子を受け継いだ長男の今後の成長にも関心が集まる。自身も昨年12月に第2子となる次男が誕生した楽天・嶋は「息子たちでバッテリーを組もう。ちょっとはイクメンになってね。でも、(利き手の)右手ではあまり抱っこしないように」と祝福のコメントを寄せた。

 長男が無事に誕生したことで、バッテリー組のキャンプに19日(日本時間同深夜)の初日から参加することが可能になった。昨年10月に受けた右肘骨片除去手術からリハビリ過程にある右腕には調整面にとってもプラスだ。数日はニューヨークに滞在するが、集合日までには再びタンパに戻る予定でいる。

 「家族がまた1人増えることで、自分の生活も変わってくる。いい方向につなげて結果を残したい」。チームの、一家の大黒柱として、結果が求められるメジャー3年目に臨む。

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2016年2月17日のニュース