遺恨は続く?メッツ内野手、“併殺崩し”の走塁を批判「もっと考えろ」

[ 2016年2月16日 14:36 ]

ドジャースのアットリー(左)はスライディングの際にメッツのテハダと激しく接触する (AP)

 メッツのルベン・テハダ内野手(26)は昨季のプレーオフで併殺を阻止するための激しいスライディングを受け、右足を骨折。すでにその故障は完治しているが、怒りはアクシデントから約4カ月経った今でも収まらないようだ。

 ドジャースのチェース・アットリー内野手(37)に右足を削られたテハダは、14日に地元紙ニューヨークポスト(電子版)に掲載されたインタビューで「試合の一部だと理解しているが、好きではないね」と“併殺崩し”のスライディングを批判。「自分ならあんな走塁はしない。相手選手にケガして欲しくないからね。そういう考えでプレーしているよ」とアットリーとは違う野球観を述べた。

 アットリーは二塁手で併殺プレーを熟知しているはずだが、「外野手などが自分にあのようなスライディングをしてきたことはあるが、彼は二塁手。もっとよく考えないといけないよ」とテハダは首を振る。アットリーからはお詫びのしるしとして、いくつかの贈り物が届いたそうだが、その箱は開けていないとのこと。今季のドジャース初戦は5月9日。会話もないという両者だが、この日までに和解することはあるだろうか。

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