体重9キロ減…オリ安達 難病乗り越え練習再開「付き合っていくしか…」

[ 2016年2月16日 06:30 ]

練習を再開した安達

 潰瘍性大腸炎のため、3週間ほど入院していたオリックスの安達了一内野手(28)が、神戸市内の室内練習場で練習を再開した。

 10日に退院したばかりで、約20メートルのキャッチボールや素振りを行った以外は、ウエートルームでバイクを漕ぐなど軽めのメニューで終了。「全く動いていなかったので、ちょっと動いても疲れますね」と話したが、完全復活へ向けて動き出した。

 厚生労働省から特定疾患に指定されている難病で、安倍晋三首相もかつて患った。安達も医師から「完治しない」ケースがあると説明を受け、現在でも投薬治療などを続けるなど「ある程度は、付き合っていかなければいけない」と胸中を告白。食欲は戻ってきたが、ベストから9キロ減の70キロまで体重が落ちるなど復調には時間が掛かる見込みだ。福良監督からは5月上旬の戦線復帰を期待され、まずは2軍の全体練習復帰を目指す。

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2016年2月16日のニュース