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巨人・阿部 28日ヤクルト戦で先発マスク!菅野と開幕戦予行へ

[ 2016年2月16日 05:30 ]

那覇に到着し沖宮を神妙な表情で参拝する阿部

 巨人・阿部慎之助内野手(36)が28日のヤクルトとのオープン戦(東京ドーム)で捕手として先発出場することが15日、分かった。今季再び捕手登録となって最初の実戦マスク。先発投手は開幕投手最有力の菅野智之投手(26)の予定で、3月25日のヤクルトとの開幕戦(同ドーム)の前哨戦となる。阿部は宮崎キャンプで別メニュー調整だったが、16日にスタートする2次キャンプから1軍に合流するため、チームとともに沖縄入りした。

 「捕手・阿部」が帰ってくる。宮崎キャンプを終えて沖縄・那覇入りした巨人の守りの要が、本格復帰する舞台が決まった。2・28、本拠地・東京ドームでのヤクルト戦だ。今季再び捕手登録となり最初の実戦マスクとなる。

 この日、沖縄入りした1軍メンバーの中に阿部の姿があった。高橋監督ら首脳陣と話し合って続いた別メニューでの調整は終了。阿部は「宮崎でケガがなかった。わりかし、ピッチャーのボールを捕れたのでよかった。普通にある程度の練習をこなせるんじゃないかな」と、16日から1軍本隊に合流する意気込みを口にした。

 開幕を目指したステップは設定してある。「沖縄では打席に立てたら立とうかと。キャッチャーは帰ってから」。25日までのキャンプ期間中の練習試合、オープン戦は打席のみでの出場にとどめる。初めて守備に就く28日のヤクルト戦は、開幕戦の同じカードでチームにとっては大きな意味を持つ試合だ。順調なら菅野が先発する予定。高橋監督が開幕投手の最有力候補としており、唯一の対抗馬だったマイコラスは13日に右肩の張りを訴え宮崎に残留し2軍調整する。昨季V4を阻止されたヤクルト相手に、開幕でもコンビを組むことが有力な菅野―阿部が先発メンバーとして名を連ねることになる。

 捕手としての本格復帰を決めて臨んだ今キャンプ。別メニュー調整を続けながら、投手のブルペン入りにはスケジュールを合わせた。「遠慮なく、またピッチャーに意見できるようになった。(一塁では)自分のことでいっぱいいっぱいだった」と、正捕手としての覚悟と責任感も取り戻しつつある。打撃でも「すり足みたいになっている。金本さんのイメージかな」と構えてからステップする際に、右足を左足の近くに引き、地面につけてから踏み出すフォーム変更に着手。「打つことを考える時間がないのがいい」と捕手復帰をプラスに捉えている。

 高橋監督は捕手・阿部について1月下旬に「3連覇した強い巨人の象徴」と話していた。2・28。マスク姿の阿部が東京ドームに帰ってくる。

 ≪阿部捕手復帰経緯≫

 ▼14年5月1日 ヤクルト戦(東京ドーム)の守備の際に首を痛める。実は開幕前に首痛を発症しており、その後の不振の要因となる。

 ▼8月7日 DeNA戦(横浜)。シーズン94試合目にして一塁手先発。

 ▼10月28日 原監督と話し合い一塁転向決定。

 ▼15年3月27日 開幕DeNA戦に「4番・一塁」で出場。

 ▼4月4日 相川が右大腿筋肉離れで戦線離脱し、捕手出場を原監督に志願。3安打を放つ。

 ▼11月11日 高橋新監督が、阿部が捕手に就く可能性について「ゼロじゃないと思います」と明かす。

 ▼16年1月29日 宮崎での合同自主トレで捕手復帰へ再始動。翌30日、堤辰佳GMが「捕手登録にする」と明言。

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