黒田 9年ぶり日南入り いきなり休日返上「思い入れは強い」

[ 2016年2月16日 09:18 ]

久々の日南・天福球場でキャッチボールする黒田

 広島の黒田がキャンプ地の宮崎県日南市に入った。復帰1年目の昨年は沖縄2次キャンプから合流したため、日南を訪れたのは9年ぶり。

 「久しぶりという感じもしないし、違和感もない。若い頃は練習がハードで走ってばかりの練習もしていた。投げ込みもしっかりとしてきた。そういう意味で思い入れは沖縄よりも強い」と原点の地について語った。

 チームは休日だったが、天福球場で最長約80メートルの遠投を行うなど約1時間、体を動かした。自宅があり、自主トレを行っていた米ロサンゼルスでは既に4度ブルペン入りし、最多で85球を投げたという。今月10日に41歳となり、プロ20年目のシーズンを迎える。エース前田がドジャースに移籍し、黒田に懸かる期待はさらに増している。16日から合流するキャンプでは「よっぽど寒くない限りは、しっかりブルペンに入ってと思っている」と話した。

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