大谷 メジャーで二刀流パイオニアなる “先輩”野茂氏「見てみたい」 

[ 2016年2月16日 05:30 ]

紅白戦の初回無死一、三塁、斎藤から先制の右前適時打を放つ大谷

日本ハム紅白戦 紅組6―4白組

(2月14日 ピオリア)
 二刀流のパイオニアになる!日本ハムの大谷が14日(日本時間15日)、レジェンドから力強い後押しを受けた。ドジャースなどで活躍し、パドレスのアドバイザーに就任した野茂英雄氏(47)が日本ハムのキャンプを訪問。野茂氏から「(メジャーでも)二刀流を見てみたい」とエールを送られた。

 日米通算201勝を挙げた野茂氏は、日本人大リーガーのパイオニア的存在。そのオーラを感じた大谷は「歴史に残る投手。日本に野茂さんがいなかったら(誰もメジャーで活躍できなかった)という部分もある」と語った。日本球界で初めて本格的な投打の二刀流に挑戦し、いずれはメジャーでもと思っている。「トルネード投法」が旋風を巻き起こしたように、新たな道を切り開く。

 「誰にもまねできない、そんな選手になってほしい」。本場で2度のノーヒッターも達成した野茂氏の言葉には重みがあった。栗山監督は「最初に“二刀流やりたいに決まっているじゃないですか”と俺に言ってくれたのは野茂だった」と明かし、「信じた道を突き進む。誰も歩いたことがない道を歩いてほしい。それを野茂は米国で体現した。それに続いてほしい」と語った。

 大谷はこの日、紅白戦に「3番・DH」で出場した。野茂氏が見守るなか、初回には右前先制適時打を放ち、3回は左前打、5回も内野安打と3打数3安打1打点をマークした。米国では最速162キロを誇る投手としての才能を評価されているが、打撃も実戦で12打数6安打と好調だ。

 「自分は二刀流しかやったことがない。投打のどちらも好き。他の形を知らない。そんなに先のことは考えていないが、ずっと続けられていれば幸せ」。大谷はより思いを強くしたようだった。(横市 勇)

 ◆野茂英雄氏のメジャー時代 95年に日本人2人目のメジャーリーガーとしてドジャースに入団。トルネード投法からの直球とフォークを武器に、一大旋風を巻き起こした。1年目に13勝を挙げ新人王。最多奪三振のタイトルも獲得した。「NOMOマニア」との造語が生まれるほどファンは熱狂。96年9月17日ロッキーズ戦、レッドソックス時代の01年4月4日オリオールズ戦と両リーグで2度のノーヒットノーランを達成した。05年にはデビルレイズ(現レイズ)の一員として日米通算200勝も達成。メジャーでは323試合で123勝109敗、防御率4.24の成績を残した。

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