阪神ドラ2坂本“優等生”ぶり発揮 自ら審判員に新ルール確認

[ 2016年2月13日 08:30 ]

坂本はブルペンで森審判員(左)にコリジョンルールについて疑問をぶつける

 新人で唯一、宜野座キャンプに参加しているドラフト2位の坂本(明大)が優等生ぶりを発揮した。ブルペンで投手の球を受け終えた後、審判に歩み寄り今季から導入される「コリジョン(衝突)ルール」(本塁での衝突を禁止する新ルール)における捕手のポジションなどを確認した。

 「どれが良くて、どれがダメなのか。現時点での確認です。難しいが、ルールの中でできるようにやっていきたい」

 これが発端となり、最終的には矢野作戦兼バッテリーコーチも含めた捕手陣のミーティングに発展。森健次郎審判員は「(主に)捕手の立ち位置の確認」と説明した。13日には全体練習でも確認される。

 ブルペンでは岩田とのコンビで、サインを出して実戦さながらの投球練習。変化球の使い方など意見交換にも時間を割いた。さらに個別練習では矢野コーチのマンツーマン指導で特守を敢行。最後は隣で特守していた鳥谷、上本らに合流して汗を流した。

 「競争は横一線と言われている。生き残っていくために、しなければいけないことがたくさんある」。頼もしいルーキーが積極的にプロの流儀を吸収していく。(中澤 智晴)

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2016年2月13日のニュース