中日・岩瀬「投げられるって楽しい!」554日ぶり実戦登板

[ 2016年2月12日 05:30 ]

新球を交え、1年6カ月ぶりに登板した岩瀬

中日紅白戦 紅組2―2白組

(2月11日 北谷)
 左肘痛からの復活を目指す中日・岩瀬が紅白戦に先発。14年8月6日の広島戦(ナゴヤドーム)以来、554日ぶりの実戦登板を果たした。

 「やっぱりブルペンで投げるのと試合は違いますね」。初回、先頭の大島に右前打を許すなどしたが、1イニングを2安打無失点。1月の鳥取自主トレで習得したツーシーム、シンカー系の新球も投じた。1月11日の名球会イベントでも1イニングを投げたが、その際はスパイクを履いていなかった。久々の本格投球。岩瀬は「甘い球はあったけど投げられたことは良かった」と明るい表情で話した。

 降板後にはブルペンでさらに30球。友利投手コーチから「表情いいね!」と声を掛けられると「投げられるって楽しい!」と笑った。かつての絶対的守護神。昨季は1軍登板なしに終わった。キャンプで2月中に実戦登板するのは11年以来。「まだ第一歩ですね」と話した左腕が、復活への階段をひとつ上がった。

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2016年2月12日のニュース