ヤクルト新垣イメチェン!「遅球」に手応え「絶対使えるように」

[ 2016年2月12日 08:12 ]

フリー打撃に登板した新垣

 ヤクルト・新垣がフリー打撃に初登板。習得を目指す「遅球」に手応えをつかんだ。計40球のうち100~110キロ台のカーブが12球。上田から見逃しのストライクも奪って「ブルペンでも一番投げている変化球がカーブ。緩急が使えれば投球の幅も広がる。(完成まで)もう少しだと思う。絶対使えるようにしたい」と手応えを口にした。

 新垣は150キロを超える直球と切れ味鋭い高速スライダーが代名詞。カーブは昨年まで1試合に数球だったが「速い球だけでは抑えられない。(元ソフトバンクの斉藤)和巳さん、大谷を見て打者の目線を変える緩いカーブが必要と思っていた」とモデルチェンジを決断した。昨年は3勝10敗。「我慢して使ってもらったのに悔しい。白星と黒星の数字を逆にしてCSでも投げたい」。今季の目標は10勝3敗。カーブを操り、もう一花咲かせる。(平尾 類)

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2016年2月12日のニュース