オリックス、天候考慮し紅白戦前倒し 福良監督「見極めをします」

[ 2016年2月12日 05:30 ]

 試練の連戦が幕を開ける。オリックスは、13日の天候が雨予報になっていることを考慮し、12日に紅白戦を設定した。13日も紅白戦が開催可能なら、14日の練習試合・広島戦(清武)と合わせ3連戦となる。福良監督は「見極めをします」と最大3試合の結果、内容次第で1、2軍メンバーを大幅に入れ替える可能性を示唆した。

 ターゲットは中継ぎ投手陣だ。7イニングが予定される12日は大山、高木、森本ら6投手がスタンバイ。人員の都合上、5イニングの13日にも連投する投手が必要となる。キャンプ第3クールとしては異例の連投になるが、指揮官は「先乗りから投げているし、できるでしょう。できないなら、なかなか戦力には入ってこられない」ときっぱり。1軍当落線上の選手にとっては最初の関門となる。

 13日はドラフト2位・近藤大(パナソニック)ら新人4投手が登板予定。同日に登板予定だった投手が前倒しされたため、来訪する宮内義彦オーナーの前での実戦デビューとなる。近藤大は「緊張するでしょうけど、自分の投球をしたい」と意気込みを示した。(桜井 克也)

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2016年2月12日のニュース