藤浪2回2K零封 開幕へ万全アピール

[ 2016年2月11日 14:30 ]

紅白戦で力投する藤浪

阪神紅白戦

(2月11日 宜野座)
 阪神が今季チーム初実戦となる紅白戦を11日に沖縄・宜野座で行い、昨年10月に右肩関節炎を発症し、11月のプレミア12を辞退した藤浪晋太郎投手(21)が先発。150キロを超える力強い直球と、変化球を交えた投球で2回を1安打無失点、2三振1四球と順調な仕上がりを見せた。

 初回の先頭打者の上本を150キロを超える直球で2球で追いこむと、140キロのフォークで3球三振で抑えた。2番の北條には初球にこの日最速となる156キロをマーク。2球目に左前に安打を許すも、3番の今成の打席の際、北條が盗塁をするも一、二塁間で挟まれアウト、今成は変化球で空振り三振に仕留めた。

 2回は、4番の新井を二ゴロ、5番の中谷は三ゴロで簡単に6番の緒方にはフルカウントから四球で出塁、盗塁を許すも、7番の江越を投ゴロに抑え、3回から岩崎にマウンドを譲った。

 故障後初の実戦となった藤浪は、3月5、6日(ナゴヤドーム、京セラドーム)に行われる侍ジャパンの強化試合・台湾代表戦の派遣を見送る予定で、自らの調整に専念し、「3・25」の開幕に集中する。

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2016年2月11日のニュース