東都1部復帰の東洋大、指揮官期待は米国人の父持つ“ヨコエ”

[ 2016年2月9日 17:07 ]

開幕メンバー入りを狙う東洋大の“ヨコエ”こと横山外野手

 今春から東都大学野球リーグ1部に復帰する東洋大が千葉県鴨川市でキャンプインした。

 入学予定の新1年生11人を含む40人が参加。ヤクルトからドラフト1位指名されたエース原が抜けたものの、高橋昭雄監督は「新たな力がどんどん出てきている。キャンプでしっかり鍛えたい」と力を込めた。

 ドラフト候補の外野手・笹川と遊撃手の阿部を始め、指揮官は米国人の父を持つ横山誠外野手(新4年)にも期待を寄せた。50メートル5秒8の俊足の中堅手とあってオコエならぬ“ヨコエ”と呼ばれており「笹川を越えるぐらいに伸びて欲しい。チャンスはある」と身体能力を高く評価した。

 横山は米ルイジアナ州ニューオリンズ生まれ。広陵(広島)では控え投手だった。大学進学後リーグ戦は未出場で出場機会を獲得するために昨年1月、投手から野手に転向した。投げては最速144キロ、遠投110メートルと強肩で「初球からどんどんスイングしたいし、足を生かして次の塁を狙いたい。笹川に負けない気持ちで食らいつく」と意欲を見せた。

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2016年2月9日のニュース