左の大砲JX―ENEOS谷田 デビューVで飾る スポニチ大会

[ 2016年2月9日 05:30 ]

スポニチ大会での活躍を誓うJX―ENEOS・谷田

 社会人野球の第71回JABA東京スポニチ大会(3月9日開幕)の組み合わせが8日、決まった。東京ガス、JR東日本など強豪16チームが参加。11年以来5年ぶりの優勝を狙うJX―ENEOSは、慶大から谷田成吾外野手(22)が加わった。東京六大学野球リーグ通算15本塁打を放ったスラッガーの社会人デビューに注目が集まる。

 引き締まった谷田の表情が、充実感を表していた。慶大から社会人野球の名門に進んだ左の大砲は「チームの雰囲気はいいし、先輩方も練習がやりやすい環境をつくってくれている。競争に勝って試合に出られるようにしたい」。都市対抗野球最多の11度の優勝を誇るJX―ENEOSのユニホームに袖を通し、決意を口にした。

 昨秋のリーグ戦では5本塁打。4年間で通算15本塁打を放つなど長距離砲として存在感を示した。しかし、ドラフトではまさかの指名漏れ。数々の誘いを受けた社会人チームの中から、ENEOS入りを決めた。「大学時代にオープン戦で試合をしたことがあって、全てのプレーに手を抜かないイメージだった」と、厳しい環境での再出発を望んだ。背番号は大学時代と同じ24。和嶋利博監督からは「期待しているから頑張ってくれ」と声を掛けられた。

 1カ月後に迫ったスポニチ大会。5年ぶりの優勝へ「リーグ戦とは違う戦いになる。自分自身がいいスタートを切れるように準備したい」と意気込む。外野のし烈な争いが待っているが「非の打ちどころのない選手になりたい。長打も打てて、打率も残せて、チャンスに強い打者に」。2年後のプロ入りへ、谷田が社会人としての第一歩を踏み出す。 (川島 毅洋)

 ◆谷田 成吾(やだ・せいご)1993年(平5)5月25日、埼玉県生まれの22歳。小1から川口リトルで野球を始め、川口北中1年時に世界大会準優勝。2年時には東練馬シニアで全国大会4強。慶応では通算76本塁打を放ったが、甲子園出場はなし。慶大では1年春にリーグ戦デビューし、3年春にベストナイン。1メートル83、89キロ。右投げ左打ち。

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