ビシエド 大野に“完勝”サク越え連発「打ってくれという感じ」

[ 2016年2月8日 06:45 ]

大野から場外を含む6本塁打を放ったビシエド

 中日は北谷キャンプ第2クール最終日となった7日、メジャー通算66本塁打の新4番候補のダヤン・ビシエド外野手(26=前ホワイトソックス3A)が計21スイングで2度の3連発でサク越え6本を放ち、またも存在感を示した。この日の相手は、今キャンプ初めて打撃投手を務めた開幕投手の筆頭候補の大野だったが、うち1本は場外弾と“完勝”だった。

 2日のフリー打撃でサク越え6連発を放っているが、この日もスタンドから拍手喝采を浴びるパワーを見せつけた。バットを折りながら、左翼の芝生席へ放り込むシーンもあった。「直球だけだったから“打ってくれ”という感じだったと思うよ」とさも当然だと言わんばかりだ。

 調整段階ながら打たれた大野からは頼もしく映った様子で「しっかり振れていたと思う。打球が速かったですね」とシーズン中の大量援護を期待された。米国の家族と毎日連絡を取ることがモチベーションの一つだという。今季初実戦となる11日の紅白戦も「できれば出たい。そのためにここにいるからね」と志願した。(細川 真里)

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2016年2月8日のニュース