156キロ右腕、創価大・田中正義も雪の中“キャンプイン”

[ 2016年2月1日 15:38 ]

笑顔でノックを受ける創価大・田中

 東京新大学リーグの創価大が1日、東京都八王子市の同大グラウンドで強化練習をスタートした。

 午前9時半。気温0度近くまで冷え込み、雪が舞う中で練習を開始。今秋ドラフトの超目玉に挙がる最速156キロ右腕の田中正義投手(3年)は白い息を吐きながら、シャトルランやキャッチボール、ノックなどで汗を流した。

 気温が低かったためブルペン入りはしなかったが、今年に入ってすでに3度のブルペン投球を行っており「ケガはないし、ボールも良いので順調に来ている」と充実感をにじませた。

 強化練習は3勤1休のペースで今月いっぱい行う。この日はソフトバンクと巨人のスカウトも視察に訪れ、熱視線を送った。プロ野球も各球団がキャンプインを迎えたが、「あんまり意識していません。スカウトの方が来てもやることは変わらない。プロに行きたいけど、いまはチームが日本一になるためにやることが大切なので、そこだけ考えてやっていこうと思う」ときっぱり。

 今後は週3回ぐらいの頻度でブルペン入りしていく予定で「トレーニングを継続しながら、しっかり実戦に向けて準備する期間。結果が出る努力をしていきたい」と気合を入れた。

続きを表示

2016年2月1日のニュース