阪神 “力強い”ビジター用ユニ完成 内弁慶返上へイメージ一新

[ 2016年2月1日 05:30 ]

新しいビジターユニホームをまとい、ポーズをとる福留(左)と能見

 阪神が今季からデザインを一新したビジター用ユニホームを31日、発表した。2度のリーグ優勝を果たした02年~05年にベースとしていたグレーを基調に肩口と袖に「力強さ」を印象付けるブラックをあしらった。

 会見に出席した福留、能見は新戦闘服をまとい、昨季苦手にした敵地での巻き返しを誓った。

 『超変革』したユニホームのお披露目。異例とも言える2年連続のデザイン変更の背景には金本監督の希望もあった。球団の営業担当者は「イメージを変える形で提案があった。監督の意見も聞きながら監督をイメージできるようなもので考えた」と説明。指揮官が現役時代に着用していた「伝統のグレー」がアレンジされた。

 昨季は本拠地で44勝27敗1分と大きく勝ち越した一方、敵地では26勝44敗分と分が悪かった。声を大にして“内弁慶返上”を誓ったのは福留だ。

 「(昨年は)特にビジターで勝っていない。払しょくしていけたら。このユニホームを着て、相手が嫌がるように1年やっていけたら。チームのイメージもガラリと変わることもある。(ユニホームが)コロコロ変わるのも良くない。伝統あるユニホームを作っていかないと」。昨季敵地で6勝10敗、防御率4・37と精彩を欠いた能見も「よく打たれたので、そういうものは払しょくしたい。(05年に着用したグレーは)いいイメージしかない」と気分一新を強調した。

 1日よりプロコレクションユニホームの受注受付を球団公式オンラインショップ「T-SHOP」で開始。レプリカユニホームなど関連グッズは各タイガースショップ、全国のミズノ直営店などで4月上旬より販売される。

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2016年2月1日のニュース