大谷に専属ボディーガード!米国人ファンも連日殺到 隣にピタリ

[ 2016年2月1日 05:30 ]

取材に応じる大谷(左)を見守る専属ボディーガードのクロフォード氏(左から3人目)

 日本ハム・大谷翔平投手(21)に30日(日本時間31日)、専属ボディーガードがついた。パドレスの施設での練習を終え、宿舎までの帰り道。1メートル93の大谷と見劣りしない長身に、体重100キロはゆうに超える大男が、大谷に殺到するファンの前に立ちふさがった。

 「“ジョンさん”はロッカーでもずっと隣にいる。ずっと“圧”をかけられている気がする」

 大谷がそう言って笑った「ジョンさん」とは、同地の警備会社「E STAFF SECURITY」に勤務するジョン・クロフォードさんのこと。今回はピオリア市から依頼を受け、ナインを警備している。主に大谷を担当しており、報道陣による取材の場でも近くに寄り添い、常に危険に目を光らせている。「詳しいことを言う立場ではない」と年齢、経歴、過去の実績などは明かさないが、どでかいサングラスが威圧感をさらに増大させている。信号のない道路を横断する際の「GOサイン」も手慣れたもの。おかげで宿舎とクラブハウス間のスムーズな移動が可能になっている。

 大谷には、日本人だけでなく米国人ファンの「出待ち」も連日殺到している。最速162キロを誇る大谷の登板が予定されているキャンプ中の実戦は韓国球団との練習試合など計5試合。視察のために大リーグの球団幹部やスカウトが大挙して訪れることが予想される。さらに1日(日本時間2日)のキャンプイン以降は、日本からの応援ツアーも組まれている。

 「ジョンさん、ずっと隣にいる…」と笑いが止まらない大谷。ロッカーまで付き添ったことは球団から指摘を受けたが、それもご愛嬌(あいきょう)。大谷フィーバーの備えは万端だ。 (柳原 直之)

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2016年2月1日のニュース