ゴメス、シャープな体で来日 3年目で初「2・1」キャンプイン

[ 2016年1月28日 05:30 ]

ゴメスはマテオ(左)、ドリス(右)とともに来日

 阪神のマウロ・ゴメス内野手(31)が27日、同じドミニカ共和国出身のマルコス・マテオ投手(31=前パドレス)とラファエル・ドリス投手(28=前タイガース)とともに伊丹空港着の航空機で来日。ほっそりとした姿で登場し、帰国時の金本知憲監督(47)からの減量指令を見事に守ってみせた。自己最高ボディーで、3年目で初めて「2・1」キャンプインを迎える。

 母国で過ごした約2カ月。金本監督と交わした熱い約束を片時も忘れることはなかった。来日3年目を迎えるゴメスが“自己最高ボディー”をまとい、戦いの舞台に戻ってきた。

 「過去2年より、自分の中の感覚は間違いなく一番良いと思うよ」

 本人かどうか一瞬疑う程、すらっと引き締まった体。オフ期間の充実ぶりが自然と表情にも映る。「帰って1、2週間はゆっくりした。それからランニングから始めて、バッティングなどの野球の練習を重ねてきたんだ」

 間違いなく、母国で相当ハードにやりこんできたことがうかがえた。昨年、帰国時の体重は約130キロ。金本監督も「それ以上、増やすな」と“減量指令”を通達したことを明かしている。10%ダウンを命令も、ゴメスが難色を示したため、金本監督は納得しないものの5%ダウンで約束。ハードルを下げたものの、守らなかった場合は「知らんぞ」と厳罰を下すこともほのめかしていた。

 気になるのは何キロ減量したのか―。報道陣からも真っ先に質問が飛んだが「練習をきちっとやってきたけど、体重計には乗ってないんだ。体重を意識することなく、自分のやることにしっかりやってきたよ」と数字は明かさなかった。それでも見た目では10キロ近く減量されたように見える。逆に、脂肪を筋肉に変えて体重はさほど変化がないかもしれないが、とにかく、見違えるほどにシャープな肉体へと変貌したのは明らかだ。帰国前に交わした金本監督とのやりとりで、どんな罰則が待っているかについては「それは2人の話だから」と詳細を打ち明けることはなかった。

 4人のドミニカンが在籍する今季は打棒はもちろん、ドミニカン・キャプテン(DC)としてグラウンド内外での貢献も求められる。「自分自身、経験もあるし、彼らの助けになるのであれば、いろいろ言っていきたい」と自覚十分。新助っ人勢のマテオ、ドリスや2年目のペレスらのサポートもきっちり約束した。

 「キャンプが待ち遠しい。開幕に1番良い状態で迎えるように、しっかり準備をしていきたい」

 金本監督が認めるレギュラー3人のうちの一人で、今年も4番を期待される。来日3年目にして初めての「2・1」キャンプインに向け、力強く断言する主砲の新たな姿は、どこまでも頼もしい限りだ。(久林 幸平)

 ▽帰国前に金本監督から厳命 15年10月20日、甲子園球場クラブハウスで行われた面談で金本監督から「体重、これ以上、超えたら知らんぞ」と、その場で体重を量らせ、当時の130キロから減量指令。ゴメスは監督の10%減(117キロ)の提示に「絞りすぎでは…」と難色を示し、5%減(123・5キロ)の逆提示で折り合いがついた。金本監督は「元が大きいから5%減っても大して変わらん」と納得いかないまでも、「あまり最初からガーっと言ってもな…」と減量の重要性を理解させるに留めた。

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