普及振興、時短などで意見交換 「オーナー懇話会」初開催

[ 2016年1月25日 17:56 ]

 プロ野球の熊崎勝彦コミッショナーと各球団のオーナーらが野球界の課題について話し合う「オーナー懇話会」が25日、東京都内で初めて開かれ、普及振興や試合時間短縮策について意見交換が行われた。

 ソフトバンクとロッテを除く10球団のオーナーが出席し、約2時間にわたり非公開で議論した。低年齢層への普及やアジア市場進出の重要性を指摘する声が上がり、試合時間短縮のテーマに多くの時間が割かれた。

 議決機関であるオーナー会議とは別に、球団トップが率直に語り合う機会と位置づけられ、熊崎コミッショナーは「ざっくばらんに意見交換がなされた。物事の進め方についてヒントはあった」と収穫を挙げた。今後は年に一度の開催を基本としながら、必要であれば回数を増やすことも検討するという。

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2016年1月25日のニュース