PC不正アクセス問題 PWは「エクスタイン123」だった?

[ 2016年1月25日 15:42 ]

カージナルスのクラブハウス玄関 (AP)

 アストロズのコンピューターに不正アクセスしたとしてカージナルスの元スカウト部長が起訴されたが、アクセス時に使われたパスワードが「エクスタイン123」だったのではないかとの推測がされている。24日に米国のスポーティングニューズが伝えた。

 ヒューストンの連邦裁判所で8日に行われた公聴会では、元スカウト部長がアクセスで使用したパスワードは、選手の名前が基となっており、その選手はやせていて、とても活躍できそうになかったが、努力してメジャーリーガーとして成功した人物ということが明らかになった。また、元々使用していたアストロズのルーノーGMは、その人物を気に入っており、何年も同じパスワードを使用し続けていたという。さらに、パスワードには名前の後に「123」が続いていたことも判明した。

 同メディアがパスワードに利用された人物として名前を挙げたのは、身長170センチで現役当時の体重が79キロというデービッド・エクスタイン氏(41)で、先述の条件に一致。元スカウト部長はルーノーGMがカージナルスに在籍していた時の同僚で、パスワードを共有していた可能性が高く、同GMはカージナルス時代のエクスタインの活躍を見ている。

 以上のことから、パスワードは「エクスタイン123」との結論を出したが、「just enough(きっちり)」がニックネームだったエクスタイン氏本人は、自身のツイッターで「そのパスワードでは“きっちり”とはいかないと思うよ」と機知に富んだメッセージを発進していた。

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2016年1月25日のニュース