オコエ 突出したキャラクター 目下の悩みは“ラーメン”

[ 2016年1月25日 08:00 ]

深沢弘氏(右)から話し方、インタビューへの対応を教わる楽天・オコエ

 楽天のドラフト1位・オコエ瑠偉(関東第一)が面白い。天真爛漫で周囲を明るくする。1月13日に行われた日本野球機構(NPB)の新人研修会。恒例の話し方講座では元ニッポン放送アナウンサー、深沢弘氏から「出てきた時からニコニコして緊張してなかった。今までにいない子」と絶賛された。

 日本ハムの中田や大谷、楽天の先輩である松井裕らそうそうたるメンバーも経験した研修だが、オコエのキャラクターは突出している。記者も仙台で行われる楽天の新人合同自主トレを取材する機会があった。オコエとは初対面。なるほど一瞬で人を懐に入れてしまう魅力がある。目下の悩みは注目を集めすぎてラーメンも気軽に食べられないことだという。この時期の新人は社会人野球出身でさえ熾烈なプロの世界の入り口で右往左往の毎日を過ごしている。その緊張下でラーメン屋に入るか入らないかを悩むオコエはかわいい。

 そんな話になると「野球選手は結果が全て」という意見が出る。だが、プロの世界に飛び込む人間がそこをおろそかにするはずはない(と、信じている)。今季も育成契約も合わせ116人の新人選手が過酷な競争社会の一員となった。そこから頭ひとつ抜けるものをオコエは持っている。楽天OBでヤンキースのエース・田中に対し「ファンレターの返事は?」と質問できる新人が出てくるから、プロ野球は盛り上がるのだ。(君島 圭介)

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