福留、甲子園で自主トレ　最年長首位打者に意欲「挑戦する」

自主トレでキャッチボールをする阪神・福留

　米ハワイで走り込みなどを積んできた阪神の福留孝介外野手が２４日、甲子園球場や隣接する室内練習場で自主トレーニングを公開した。中日時代の２００２年と０６年に首位打者のタイトルを獲得し、４月で３９歳となるベテランは「何が起きるか分からない。挑戦する気持ちをもってやっていく」と史上最年長首位打者へ意欲を見せた。

　従来の最年長はミヤーン（大洋＝現ＤｅＮＡ）、クロマティ（巨人）、リック（楽天）の３６歳。日米通算２千安打にもあと６７本だが「一本一本、数えているわけではない」と過度な意識は持っていない。金本監督から既にレギュラーとして信頼を置かれ「やらなきゃいけないプレッシャーもある。やれることをしっかりやっていければ」と静かに意気込んだ。