ムネリン メジャーにこだわる理由「大変なところをあえて行こう」

[ 2016年1月24日 05:30 ]

「SVOLME」のTシャツを着て変顔?の川崎

 新天地でもムネ流を貫く。カブスとマイナー契約で合意した川崎が、東京都内でアパレルブランド「SVOLME」とのスポンサー契約締結会見に出席。合意後、初めての公の場で「もう一回チャレンジしたいという気持ちでいっぱい」と意気込みを語った。

 日本球界復帰のラブコールが毎年届く中、5年連続でマイナー契約からスタート。「不安定な人生ですよね」と笑った。知人から「“大変”なこと、というのは“大きく変わる”という意味でもある」と言われ、心に響いたという。「大変なところをあえて行こう。そっちの方が(自分が)大きく変われるんじゃないか」。進化を求め、挑戦を続けることを決めた。

 3年間プレーしたブルージェイズでは昨季22年ぶりの地区優勝にムードメーカーとして貢献。新天地については「若い選手が多く、エナジーにあふれているチーム」と印象を口にした。地元紙シカゴ・サンタイムズ電子版は川崎の過去のインタビューを動画で紹介し「カブスファンは大好きになるだろう」と歓迎。1908年以来、世界一から遠ざかっているカブスの負の歴史を「大きく変える」一員となる。 (大林 幹雄)

続きを表示

この記事のフォト

2016年1月24日のニュース