単身生活11年目、毎日数百球…選手支える楽天打撃投手の“プロ魂”

[ 2016年1月21日 12:49 ]

仙台市内のコボスタ宮城の室内練習場で片山の打撃投手を務める楽天・部坂打撃投手(右奥)

 2月のキャンプに向けて調整を行うのは選手だけではない。楽天・部坂俊之打撃投手(41)が仙台市内のコボスタ宮城を訪れ、キャッチボールやランニングを行った。

 元阪神投手で球団創設2年目の2006年から現職。2月のキャンプインからシーズン、そして秋季キャンプが終わるまで連日、フリー打撃で選手を相手に20~30分、130~200球を投じている。そのため「ゆっくりできるのは12月までで、例年、1月頭から投球練習を始めます」と言う。この日は室内練習場で片山のフリー打撃の打撃投手を務めるなど、選手の自主トレを手伝いながら打者に投げる感覚を養った。

 自宅は大阪府内にあり、仙台での単身生活も今年で11年目。「自分にとって大阪で暮らす嫁と長女の存在が支え。チームがもう一度、日本一の喜びを味わえるように、サポートしていきたいです」と意気込んだ。

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2016年1月21日のニュース