「ロッテドラ4」はブレークの系譜 東條「真っシュー」で勝負

[ 2016年1月20日 06:50 ]

ブルペンで投球練習を行うロッテのドラフト4位・東條

 ロッテのドラフト4位・東條(JR東日本)がロッテ浦和球場で行われた新人合同自主トレでブルペン入りし、持ち味の「真っシュー」を披露した。右横手から繰り出す直球は、ナチュラルに右打者の内角に食い込む軌道を描き捕手のミットへ。約30球を投げ「順調にきていると思います」と振り返った。

 地元・神奈川のボーイズリーグ「湘南クラブ」に在籍していた中3時にサイドスローに転向。独特の「真っシュー」とカットボール、スライダーによる横の揺さぶりが武器だ。キャンプ1軍スタートへ「まずはそこが目標」と意気込んだ。

 「ロッテのドラ4」は初芝清(88年)、小林宏之(96年)、渡辺俊介(00年)、近年では清田(09年)、益田(11年)らがブレークした。東條も「(吉兆に)乗っかっていければ」。桐光学園時代の3年夏に野球部を引退後、サーフィンをたしなんだ湘南ボーイだが、ケガの恐れがあるため現在は封印中。幕張のベイエリアを舞台に大波に乗る。(大林 幹雄)

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2016年1月20日のニュース