伊藤隼 慶大同期の元チアリーダーと結婚!出会った記念12.23に

[ 2016年1月17日 05:30 ]

結婚したことが分かった阪神の伊藤隼

 阪神・伊藤隼太外野手(26)が結婚していたことが16日、分かった。お相手は慶大時代の同期生で大学時代にチアリーダーも務めた笑顔が特徴的な癒し系の美女。昨年12月23日に婚姻届を提出し大阪府内で新生活をスタートさせている。生涯の伴侶を得た責任感も力に変え16年シーズンに挑む。

 守るものができた男は、必ず強くなれる。伊藤隼が射止めたのは、慶大のチアリーディング部に所属していた美女。2年生だった09年12月23日、共通の友人の紹介で知り合った。

 第一印象は「“笑ってるな~”というか“人生楽しそうだな”という感じです」と振り返り、常に笑みを浮かべた癒し系の彼女と急速に意気投合したという。翌日のクリスマスイブには東京ディズニーランドへ。お互いを知らない状態で交際が始まったため、アトラクションに長時間並んでいても会話は尽きることなく、楽しい時間を過ごした。ここからすべてが良い方向に進んだ。

 2年時から主力としてリーグ戦に出場していたが、交際して以降はさらに活躍は増した。3年春のオープン戦では10試合で7本塁打。同年夏の世界大学野球選手権では3本のアーチをかけた。4年春にはリーグ3冠王まであと安打1本に迫る大活躍で、秋のプロ入りにつなげた。大学時代から伊藤隼をよく知る親友も「彼女と付き合い始めてから心の余裕が出来たみたい。野球へ取り組む姿勢も一段と良くなった」と証言する。まさに“女神”だった。

 「一歩下がったところから支えてくれます。気を使わなくていい」と話すように阪神入団後は遠距離恋愛となったが、地道に愛を育んだ。プロポーズは3年目が終わった14年末。仕事の関係で関西を訪れていた彼女を自宅に招き、夕食を食べている最中に「結婚しましょう」と決心を伝えた。彼女は驚きの表情を浮かべながら「はい。嬉しいです」と即答。輝かしい未来が幕を開けた瞬間だった。

 出会った日を記念し、毎年クリスマスにはディズニーランドを訪れる。昨年末には慶大時代の恩師・江藤省三氏にも紹介。絶品のすしに舌鼓を打ちながら「おめでとう」と祝福の言葉ももらい、決意を新たにした。

 「守るべき存在ができたので、今まで以上に頑張っていきたい。もう一人ではないですし、夫婦二人三脚で歩んでいきたいです」

 レギュラーの完全奪取を狙う5年目。金本阪神の大きな戦力になるべく、沖縄での自主トレーニングで徹底的に自身を追い込む構えだ。

 ◆伊藤隼太(いとう・はやた)1989年(平元)5月8日生まれ、愛知県出身の26歳。中京大中京、慶大を経て11年のドラフト1位で阪神入団。ルーキーの12年に右翼で開幕スタメン。同年9月27日のヤクルト戦ではプロ初本塁打の満塁弾を打っている。今季は自己最多の63試合に出場した。1メートル77、83キロ。右投げ左打ち。

続きを表示

この記事のフォト

2016年1月17日のニュース