40歳上原 引退覚悟!2年契約の最終年へ強い決意

[ 2016年1月17日 08:30 ]

いわて国体イベントで岩手から参加したチビっ子にストラックアウトでピッチングの指導をする上原

 レッドソックスの上原浩治投手(40)が16日、都内で行われた「いわて国体」の応援イベントに参加。2年契約の最終年となるシーズンに向け、引退を懸けて挑む強い決意を明かした。

 「今年で壊れてもいいと毎年思っているけど、その気持ちをもっと強く持って全力でやりたい。勝負ですから」。同い年の巨人・高橋監督から要望された古巣の春季キャンプ参加も「(現役が)終わりになるかどうかの境目なので、自分の時間を大事にさせてもらいたい」と自身の練習に集中するために辞退した。

 このオフに通算225セーブ右腕キンブレルが新加入したことで、昨季守護神だった上原は8回を任される。昨年8月に打球を受けて骨折した右手首は既に完治。来週中に骨折後初めてブルペンに入る予定で、2月19日(日本時間同日深夜)のキャンプインに向けて調整のペースを上げていく。打球を手で止めようとしたことについても「後悔は全くない。あのプレーが出なくなったら引き際」とキッパリ。不退転の覚悟で41歳シーズンを迎える。(東尾 洋樹)

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2016年1月17日のニュース