畠山 フル出場宣言!連覇へ4番もタイトルも興味なし

[ 2016年1月17日 05:30 ]

坂道をダッシュする畠山

 ヤクルト・畠山が「4番返上」を宣言した。宮崎県西都市内で合同自主トレを公開。「僕よりふさわしい人間がいる。バレが(4番を)打って、(自分は)5番、6番でいい。個人的な目標はない。チームが勝ってこそ価値が上がる」と力説した。昨季は4番としてリーグ優勝に貢献し、打点王も獲得。しかし、今季は4番にもタイトルにも興味がないと言い切る。

 こだわるのは試合に出続けること。昨季は6試合欠場し、全試合出場はプロ15年間で一度もないだけに「故障せずに、一年間出続けて勝つことを意識したい」。酒はほとんど飲まず、昨季もビールを週に1杯飲む程度。「体をケアするお金は惜しまない」と今回の自主トレ中もマッサージを入念に受けるなど体調管理に余念はない。

 例年、自主トレは1人で行っていたが、今年は11人の大所帯。30メートルの距離の坂道ダッシュを12本こなすなど約3時間の練習を精力的にこなした。「後輩たちについていっています。やせた?いや体重は毎年1キロずつ増えている」と豪快に笑った畠山。今年も存在感の大きさは変わらない。(平尾 類)

続きを表示

2016年1月17日のニュース