田沢は期限までに合意せず カイケルらの契約まとまる

[ 2016年1月16日 10:31 ]

 米大リーグは15日、年俸調停の権利を持つ選手と所属球団とが希望額を提出する期限を迎え、レッドソックスは救援右腕の田沢純一投手とこの日までに契約合意に達しなかったと発表した。AP通信によると、田沢の希望額415万ドル(約4億9千万円)に対し、球団提示は270万ドル。この後の交渉でも契約に至らない場合は、2月1日から調停委員会によるヒアリングが行われる。

 29歳の田沢は昨季、61試合に投げて2勝7敗3セーブ、防御率4・14の成績だった。

 大リーグ公式サイトによると、昨季20勝を挙げてア・リーグのサイ・ヤング賞(最優秀投手賞)に選ばれたアストロズのカイケル投手が年俸725万ドルで合意に達したほか、メッツのハービー投手、ナショナルズのストラスバーグ投手、マーリンズのフェルナンデス投手らの契約がまとまった。(共同)

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