夢先生で野球離れ実感…西武・秋山「みんなを球場に招待したい」

[ 2016年1月16日 08:30 ]

埼玉県坂戸市の小学校を訪れ、スーツ姿で教壇に立つ西武・秋山

 西武の秋山が、野球ファンの拡大を誓った。日本サッカー協会とプロ野球選手会が協力して実施する「JFAこころのプロジェクト」で「夢先生」として埼玉県坂戸市立上谷小の教壇に立った。

 自らの体験を教材に、スーツ姿で5年1組の23人を前に夢を諦めないことの大切さを熱弁。クラスで野球をやっている子供がいないとあって「野球を知ってもらうきっかけになってくれればいい。5年1組のみんなを球場に招待したい」と太っ腹なプランを明かした。

 児童らが発表した夢は「サッカー選手」「バレーボール選手」など。子供たちの野球離れが進んでいることを実感した秋山は「野球を知らない層のファンを拡大したい。そうすれば(東京)五輪に向けて盛り上がると思う」。球界が誇る安打製造機が野球の魅力を伝える「伝道師」になる。(重光 晋太郎)

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