DeNAオーナー 新人に金言「若手に一番チャンスがある組織」

[ 2016年1月16日 05:30 ]

南場オーナー(右)から講義を受けた感想を求められる今永

 DeNAの新人10選手が15日、東京・渋谷のDeNA本社を訪問し、本社会長を務める南場智子オーナー(53)から成功への金言を授けられた。

 冒頭で「(本社も球団も)若手に一番チャンスがある組織。小さくまとまらず、初年度から暴れてください」とメッセージ。名刺交換後、オーナー直々の研修を受けた。

 99年1月に社員3人で設立後、17年間で2300人の大企業に成長したDeNA。研修では、その過程とともに「永久ベンチャー(スピード感を持って挑戦を続ける)」「“こと”に向かう(目的に集中する)」「道のりを楽しむ」「成功を信じる」の企業理念が示された。昨季は前半戦を首位ターンしながら最下位。南場オーナーは「今年は間違いなく結果に結びつける」と力強く話し、若い力に期待を寄せた。

 ドラフト1位の今永(駒大)は、社員約150人を前に「DeNAのゲームをダウンロードしながら、野球でもしっかり結果を出します」とあいさつ。研修後は、オーナーの言葉を胸に「昨年6位だったけど、新人が盛り上げて不可能を可能にしたい」と意気込んだ。 (大林 幹雄)

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2016年1月16日のニュース