2・1キャンプイン近し 記者の選ぶブレーク期待の若手はこの3人

[ 2016年1月15日 08:00 ]

2016年シーズンに期待のかかるソフトバンク・上林

 2月1日のキャンプインが近づいてきた。プロ野球ファンにとっては胸躍る時期だ。主力の仕上がりとともに気になるのが新戦力の台頭。そこで今季ブレークしそうな若手野手を予想してみた。

 まずは昨季の日本一チームから。ソフトバンクの外野手で、昨季15試合で打率・318をマークした上林だ。8月25日のロッテ戦でのプロ1号が逆転満塁弾となり、強烈な印象を残した。ウエスタン・リーグでの103安打、打率・334、16盗塁はいずれもリーグトップ。ルーキーイヤーの14年がウエスタン出場9試合で打率・182だったことを考えると2年目の成長は目を見張るものがあった。

 そのスイングは、日本ハムで14年の現役引退まで2167安打を積み重ねた稲葉篤紀氏をほうふつさせる。今季は内川を一塁にコンバートする案もあるようだが、ソフトバンクの外野は柳田、中村晃、長谷川…と多士済々。それでも、定位置争いに食い込んできておかしくない注目株だ。上林も「来年は1年間1軍で打率3割」と高い目標を掲げている。

 2人目はソフトバンクの3連覇阻止に燃えている日本ハムから、今季2年目の浅間。昨年5月に1軍デビューし、9月23日のソフトバンク戦(札幌ドーム)では、高卒新人で球団最年少となるサヨナラ打を放った。ルーキーながら46試合に出場して打率・285をマーク。陽岱鋼、西川らに脅かす存在になりそうな素質を持っている。

 昨季は攻守にわたってアグレッシブな姿勢が目を引いた。初球の打率が5割(12打数6安打)をマークしたように、積極的なバッティングは印象的だった。守備でもけがを恐れずにダイビングキャッチを試みるなど、一球に懸ける姿勢が素晴らしい。5月のデビュー戦から2試合連続で盗塁をマークしたスピードも魅力。外野のレギュラー争いにとどまらず、栗山監督からは今季の3番候補にも挙げられている。

 2人ともパ・リーグの選手。セ・リーグでは昨季17試合に出場して、昨年末の台湾でのウインターリーグで打点王に輝いた巨人・岡本の打撃も魅力だが、上林、浅間にあって、岡本に足りないのが機動力。1軍で活躍するにはスピードは大きな武器になる。その意味では、抜群の身体能力を誇り、掛布2軍監督が期待する阪神・横田にも期待したい。

 球春到来近し。プロ野球をより盛り上げる若手の台頭が楽しみだ。(森 寛一)

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