東都大学野球、今春は統合見送り 秋以降は継続審議

[ 2016年1月14日 23:47 ]

 東都大学野球連盟は14日、東京都内で理事会を開いて1部6校、2部6校で争う現行のリーグを統合する案について協議し、今春については見送り、従来通り総当たりして勝ち点で順位を争う形式で実施することを決めた。今秋以降は1、2部再編を含むリーグ改革を継続審議する。

 本郷茂理事長は「(春に)統合してどう展開していくのかをシミュレーションできなかった。将来的な統合を含め、これから十分に改革案を進めていきたい」と話した。2部は昨年、各大学のグラウンドを使用し、移動や安全面が問題となっていた。2度の理事会で話し合ったが、結論が出なかった。2部は日程面を考慮し、1部との神宮球場の併用を検討する。

東都大学リーグは1931年の連盟創設から基本的に1部は6校で争われ、リーグ終了後は1部最下位と2部1位との入れ替え戦が争われてきた。残留と昇格をめぐる厳しさから「戦国東都」とも呼ばれている。

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