川藤OB快調 若虎にゲキ「監督の話題が出ているようではアカン」

[ 2016年1月14日 08:55 ]

 阪神・川藤幸三OB会長(66)が13日、大阪市内のホテルで開催された「甲子園歴史館 第7回理事会・定例報告会」に出席。さらなる観客動員数増加のためにも、チームの奮起を促した。

 「ここまでは良いけど、シーズンが始まれば監督の話題が出ているようではアカン。(監督も)若手選手が1面に出るのは)うれしいことやろ」

 昨秋の就任以降、金本新監督の一挙手一投足が新聞紙上を賑わせてきた。川藤OB会長も注目度の高い現状を喜ぶが、本格的なシーズンが始まれば話は別。チームが勝っていく中で横田、北條、陽川ら若手選手が台頭し、指揮官を押しのけるほどの1面ジャックに期待した。

 歴史館の理事会では「スターになるため、どんな練習をするのか。鳴尾浜から将来のスターが出てくるわけやから、そういう映像を歴史館でつくったらどうかとね」と2軍選手の日々を映像化する斬新なアイデアも披露した。1軍で活躍するまでのプロセスに迫ることができれば、知られざるプロ野球の厳しさを伝えることもできる。新たなファンサービスとなりそうだ。(森田 尚忠)

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2016年1月14日のニュース