山崎康、目標上方修正40S→50S 2年目ジンクス「意識しない」

[ 2016年1月14日 06:43 ]

険しい表情で山登りする山崎康(中央)ら

 「温泉漬け」で50セーブを目指す!DeNAの山崎康晃投手(23)が13日、神奈川県厚木市での自主トレを公開。今年で7年目の三浦大輔投手(42)の厚木自主トレに初参加した山崎康は、1日2度入浴する「番長流リラックス法」を伝授されて取り入れたことを明かした。

 「シーズン中はシャワーしか浴びない。(長時間入って)半分のぼせてしまったが、自分の体のためにも必要だと思って温泉に入っている」

 兼任コーチの三浦から3つの指令を受けた。(1)朝、夜の2回入浴(2)夜は1時間以上の入浴(3)入浴後のストレッチ。三浦は「去年の疲れがあるから強制的に温泉に入れている。温泉漬けにしてやりました」とニヤリと笑い説明した。

 山崎康は1年目の昨季58試合に登板し、37セーブをマーク。昨年11月には「プレミア12」に出場するなどフル回転し「おしり周りやふくらはぎなど下半身に疲労が残っている」という。万全の状態で2月1日のキャンプインを迎えるため「お風呂だったり、ストレッチだったりは僕らの考えでは思いつかないこと。三浦さんは長い間されている方なので全て勉強になる」。風呂場ではプロ25年目の球界最年長と裸の付き合い。野球談議をしながら疲労回復のノウハウも学んでいる。

 自主トレではウオーミングアップの山登り(白山、284メートル)、急勾配の坂道ダッシュなど、下半身強化を中心としたハードなメニューを精力的にこなした。40セーブとしていた今季目標を「大きく50セーブを目標にする。まずは一つ一つだが、頼られるクローザーになりたい」と上方修正。さらに「2年目のジンクス?僕は意識していませんよ」と頼もしかった。(中村 文香)

 ▼株式会社バスクリン石川泰弘氏(同社広報責任者。“お風呂博士”としてメディア出演多数)入浴には血流の巡りが良くなることによるリラックス効果、体が温まることにより関節をまたいでいる骨格筋が柔らかくなって可動域が広がるという効果がある。また、今回のような長時間の入浴で体温が上がることによって、就寝前にスムーズに体温を下げることが可能。

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2016年1月14日のニュース